BASEとmakeshopを徹底比較|料金・手数料・機能の違い【2026年最新】

BASEとmakeshopの料金・手数料・機能を比較する記事のアイキャッチ

ネットショップを開設するとき、候補になりやすいサービスが「

」と「」です。

どちらもECサイト(インターネット上の販売サイト)を構築できますが、料金体系は大きく異なります。BASEは固定費を抑えて小さく始めやすい一方、makeshopは月額固定費が発生する代わりに、商品管理・販促・会員管理・SEO・BtoB・外部連携など本格的なEC運営に対応する機能が充実しています。

「初心者だからBASE、法人だからmakeshop」と単純に決めるのではなく、月商・注文単価・必要な機能・今後の事業規模まで含めて比較することが重要です。

この記事では、2026年10月1日時点で確認できる両社の公式情報を中心に、料金・手数料・機能・デザイン・SEO・運営体制まで比較します。

なお、BASE・makeshop以外も含めて検討している場合は、人気ECサイト3社の比較記事もあわせてご覧ください。

 

BASEとmakeshopの違いを比較表で確認

まずは、BASEとmakeshopの代表的なプランを比較します。

比較項目 BASE スタンダード BASE グロース makeshop プレミアム
初期費用 0円 0円 11,000円
月額固定費 0円 月払い19,980円
年払いは月あたり16,580円
13,750円
販売時の主な手数料 BASEかんたん決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3% BASEかんたん決済手数料2.9%+サービス利用料0円 販売手数料0円
クレジットカード決済 上記BASEかんたん決済に含む 上記BASEかんたん決済に含む 3.19%~+決済サービス月額1,650円
商品登録 登録商品・データ容量の上限なし※1日最大1,000件 同左 10,000商品
独自ドメイン 対応 対応 対応
HTML/CSS編集 HTML編集 Appで対応 HTML編集 Appで対応 対応
SEO設定 SEO設定 Appなど SEO設定 Appなど SEO設定・URL自由設定・XMLサイトマップ等
本格的なBtoB運用 用途によって機能確認が必要 用途によって機能確認が必要 対応機能・有料BtoBオプションあり

※料金は2026年10月1日時点で確認した税込表示を基本としています。決済方法・オプション・契約条件などにより実際の費用は変わります。

のカード決済手数料は課税対象分に別途消費税が加算される旨が公式に記載されています。

大きな違いは、BASEが「固定費を抑え、売れたときに手数料を支払う」構造から始められるのに対し、makeshopは「月額固定費+決済手数料」を中心とした料金構造であることです。

 

BASEの料金と手数料

には「スタンダードプラン」と「グロースプラン」があります。公式ヘルプでは、両プランの主な違いはBASEかんたん決済手数料・サービス利用料の料率であり、利用できる機能自体に違いはないと案内されています。

 

スタンダードプラン

スタンダードプランは初期費用・月額費用が0円です。

項目 料金
初期費用 0円
月額費用 0円
BASEかんたん決済手数料 3.6%+40円/注文
サービス利用料 3%

Amazon Pay・PayPal・PayPayの場合はBASEかんたん決済手数料が4.6%+40円となるため、すべての決済方法を一律6.6%+40円として計算しないよう注意してください。

月額固定費がないため、まだ売上が読めないショップ、テスト販売、副業、小規模ECを始める場合に固定費リスクを抑えやすい料金体系です。

BASEを使ってショップを開設したい場合は

からサービス内容を確認できます。

 

グロースプラン

グロースプランは固定料金を支払う代わりに、決済時の料率を下げるプランです。

項目 料金
月払い 19,980円/月
年払い 198,960円/年(月あたり16,580円)
BASEかんたん決済手数料 2.9%
サービス利用料 0円

Amazon Pay・PayPal・PayPayの場合は決済手数料が3.9%です。

BASE自身はグロースプランについて、月商約50万円を超えるショップがお得に利用できる目安と案内しています。ただし、PAY IDアプリ経由の注文を除くなど条件があるため、自店の売上構成で判断してください。

「BASEは必ず6.6%+40円」と覚えてしまうと、現在のグロースプランや決済方法別料率を反映できません。売上が増えた場合はプラン変更を含めて再計算することが重要です。

 

makeshopの料金と手数料

makeshopには複数のプランがありますが、一般的な比較対象として中心になるのが「プレミアムプラン」です。

項目 プレミアムプラン
初期費用 11,000円
月額料金 13,750円
商品登録数 10,000商品
販売手数料 0円
makeshopペイメント クレジットカード決済 3.19%~
カード決済サービス月額費用 1,650円

BASEのスタンダードプランと違い、売上がなくても月額料金が発生します。その代わり、makeshopの販売手数料は0円です。

クレジットカード以外にもAmazon Pay、PayPay、Paidyなど複数の決済方法が用意されていますが、それぞれ手数料や契約条件が異なります。

makeshopの導入を検討している場合は

で最新プランを確認してください。

 

月商別にBASEとmakeshopの費用をシミュレーション

料金比較では、月額料金だけでなく売上に比例する手数料を含めた総コストを見る必要があります。

ここでは違いを把握しやすくするため、平均注文単価5,000円、すべて対象となる通常のカード決済と仮定した単純計算例を示します。

BASEスタンダードは「売上×6.6%+注文数×40円」、BASEグロースは年払いの月額換算16,580円+売上×2.9%、makeshopプレミアムは月額13,750円+カード決済月額1,650円+売上×3.19%として概算しています。

月商 注文数の想定 BASE スタンダード BASE グロース(年払い換算) makeshop プレミアム
10万円 20件 約7,400円 約19,480円 約18,590円
30万円 60件 約22,200円 約25,280円 約24,970円
50万円 100件 約37,000円 約31,080円 約31,350円
100万円 200件 約74,000円 約45,580円 約47,300円

※比較用の概算です。makeshopのカード決済手数料について公式が案内する課税分、振込関連費用、有料オプション、長期割引、決済方法の違いなどは含めていません。実際の請求額を示す表ではありません。

月商10万円から100万円までのBASEとmakeshopの概算コスト比較

この条件では、月商が小さい段階ではBASEスタンダードの固定費0円が効きます。一方、売上が増えるとBASEスタンダードのサービス利用料3%と決済手数料の影響が大きくなり、グロースプランへの変更も比較対象になります。

また、現在の料金では「売上が増えれば必ずmakeshopのほうが安い」とは限りません。BASEにもグロースプランがあるため、料金だけでなくmakeshopで必要になる機能・運営効率まで含めて判断する必要があります。

比較すべきなのは「月額料金」ではなく、「自店の売上・注文数・決済方法・必要機能を含めた総コスト」です。

 

BASEとmakeshopの機能を比較

料金だけでなく、ショップが成長した後に必要になる機能も確認しておきましょう。

機能・用途 BASE makeshop
基本的な商品販売 対応 対応
独自ドメイン Appで対応 対応
HTML/CSS等の編集 HTML編集 App HTML/CSS編集対応
クーポン 対応 対応
予約販売 Appで対応 対応
再入荷通知 Appで対応 対応
SEO設定 SEO設定 App SEO設定機能
URLの詳細設定 用途により制約あり URL自由設定機能あり
会員・販促管理 機能あり 会員グループ・ポイント・販促等に対応
BtoB向け機能 要件ごとの確認が必要 BtoB機能・有料オプションあり
API(外部システムとデータ連携する仕組み) BASE APIあり API連携あり・一部有料

BASEは必要な機能を「Apps」で追加していく設計が特徴です。予約販売、SEO設定、再入荷通知、HTML編集なども必要に応じて追加できます。

makeshopは、商品管理・会員管理・販促・分析・外部連携など、EC事業を本格的に運営するための機能を幅広く備えています。

 

デザイン・カスタマイズ性の違い

BASEは手軽さと拡張性を両立しやすい

BASEはテンプレートを利用してショップを作成でき、さらに無料の「HTML編集 App」を利用するとHTML・CSS・JavaScriptを編集できます。

そのため、BASEは「デザインをほとんど触れないサービス」というわけではありません。Web制作の知識があれば、テンプレートからさらにカスタマイズできます。

ただし、HTML編集 Appで作成・編集したテーマには、BASEによるショップページの更新や新機能追加などが自動適用されない場合があり、自分でメンテナンスする必要があります。

 

makeshopは本格的なショップ設計に対応

makeshopのプレミアムプランではHTML/CSS編集に対応し、商品ページなどを含めたショップデザインを細かく調整できます。

フリーページも作成できるため、キャンペーンページやブランド説明など、通常の商品ページ以外のコンテンツをショップ内に用意したい場合にも活用できます。

ブランド独自の導線設計や複雑なECサイトを作る場合は、makeshopの豊富な管理・デザイン機能を確認する価値があります。

 

SEO対策はBASEとmakeshopでどう違う?

SEO(検索エンジン最適化)では、サービス名だけで「SEOに強い・弱い」と判断するのは適切ではありません。商品情報、コンテンツ、内部構造、表示品質、被リンクなど複数の要素が検索結果に影響します。

 

BASEのSEO機能

BASEでは「SEO設定 App」を利用でき、トップページ、ABOUTページ、各商品ページなどに検索キーワードやdescription(検索結果などで使われるページ説明)を設定できます。

独自ドメイン Appも無料ですが、BASE公式ではルートドメインやサブディレクトリには対応していないなどの条件が案内されています。既存サイトと組み合わせる場合はドメイン構成を事前に確認しましょう。

 

makeshopのSEO機能

makeshopにはSEO設定、XMLサイトマップ出力、Google Search Console登録用METAタグ設定、URL自由設定などの機能があります。

さらにWordPress連携オプションも用意されており、商品販売だけでなく記事コンテンツを活用した集客を検討する場合の選択肢になります。

ただし、機能を有効にしただけで検索順位が上がるわけではありません。商品ページの情報量、検索意図との一致、サイト構造、コンテンツ品質なども重要です。

 

商品数と運営規模で比較

BASE公式ヘルプでは、登録商品やデータ容量に上限はないと案内されています。ただし、1日に登録できる商品は最大1,000件で、商品数が多い場合は表示や動作が遅くなる可能性についても注意書きがあります。

makeshopプレミアムプランの商品登録数は10,000商品、エンタープライズプランは50,000商品です。

したがって、単純に「登録可能商品数が多いほうが大規模EC向け」と判断することはできません。大規模運営では商品数だけでなく、複数スタッフでの管理、在庫管理、顧客管理、分析、外部システム連携、BtoB対応なども重要になります。

 

販促・リピーター施策を比較

ネットショップは開設するだけではなく、購入率やリピート率を高める運用も必要です。

BASEにはクーポン、メールマガジン、レビュー、セール、再入荷通知、予約販売などのAppsがあります。

makeshopではクーポン、ポイント、会員ランク、まとめ買い割引、再入荷通知、顧客分析など、多数の販促・CRM(顧客関係管理)関連機能を利用できます。

特に会員を細かく管理しながらリピーター施策を展開したい場合は、必要な機能が標準機能なのか、有料オプションなのかまで確認して比較してください。

 

BtoBや法人向けECならmakeshopの機能も確認

makeshopでは会員制ショップの構築に加えて、本格的な卸売・法人取引向けのBtoBオプションが提供されています。

取引先グループ別の価格表示、商品表示、決済制御、法人名入力など、一般消費者向けECとは異なる要件に対応する機能があります。

ただし、プレミアムプランでは一部BtoB機能が有料で、機能によって買い切り・年額・個別見積など料金体系が異なります。

そのため、BtoB ECを構築する場合は「makeshopの月額13,750円だけですべて利用できる」と考えず、必要な機能を洗い出して見積もる必要があります。

 

BASEがおすすめなのはこんな人

  • 初期費用・固定費をできるだけ抑えたい
  • 初めてネットショップを開設する
  • 副業や小規模販売から始めたい
  • まず商品が売れるかテストしたい
  • 必要な機能をAppsで追加したい
  • 売上規模に応じてスタンダードからグロースへ変更したい

特に売上がまだない段階では、月額0円のスタンダードプランにより固定費を抑えられることがBASEの大きな特徴です。

一方、売上が伸びた場合はスタンダードプランを使い続ける前提ではなく、グロースプランとの料金比較を行いましょう。

固定費を抑えてネットショップを始めたい場合は、

できます。

 

makeshopがおすすめなのはこんな人

  • ECを事業として本格運営したい
  • 豊富な商品管理・販促機能を使いたい
  • 複数スタッフでショップを運営したい
  • 会員管理やCRMを強化したい
  • SEOやURLなどを細かく設定したい
  • 外部システムとの連携を重視する
  • BtoB・会員制ECを検討している

makeshopは固定費が発生するため、単に「安くショップを作りたい」という条件だけならBASEとは性格が異なります。

その一方で、EC事業に必要な管理・販促・分析・外部連携などを一つのプラットフォームで運用したい場合は有力な候補です。

実際の管理画面や機能を確認したい場合は、

から最新情報や無料体験の提供状況を確認してください。

 

BASEからmakeshopへ移行する選択肢もある

最初から将来の売上を正確に予測することは難しいため、サービス選びを「一度決めたら変更できないもの」と考える必要はありません。

例えば、固定費を抑えたい初期段階ではBASEを利用し、事業が拡大して高度な会員管理・販促・BtoB・外部システム連携などが必要になった時点で、別のECプラットフォームを再検討する方法もあります。

ただし、移行時には商品データだけでなく、顧客情報、注文履歴、ドメイン、URL、SEO評価、決済、デザイン、外部連携などの確認が必要です。

「今もっとも安いサービス」だけでなく、「1~2年後に必要になる運用まで対応できるか」も選定基準にすると、再構築の負担を抑えやすくなります。

固定費と必要なEC機能からBASEとmakeshopを選ぶ判断フロー

 

BASEとmakeshopを選ぶときのチェックポイント

最後に、サービスを決める前に次の項目を確認してください。

  • 現在の月商と1年後に想定する月商
  • 平均注文単価と月間注文数
  • 利用予定の決済方法
  • 商品登録数
  • 必要なスタッフアカウント数
  • クーポン・ポイント・会員ランクなど必要な販促機能
  • HTML/CSS等のカスタマイズが必要か
  • SEO・コンテンツマーケティングを重視するか
  • APIや基幹システムとの連携が必要か
  • BtoBや会員制ECへ拡張する予定があるか

このチェックリストで「まず小規模に販売を始める」が中心ならBASE、「複数の高度な運営機能を使ってEC事業を構築する」が中心ならmakeshopを詳しく検討すると、比較しやすくなります。

 

BASEとmakeshopに関するよくある質問

BASEとmakeshopはどちらが安いですか?

売上規模とプランによって変わります。売上が少ない段階では月額0円のBASEスタンダードが固定費を抑えやすい一方、売上が増えるとBASEグロースやmakeshopを含めた総コストの再計算が必要です。

 

BASEは売上が増えると必ずmakeshopより高くなりますか?

必ずではありません。BASEには決済手数料2.9%・サービス利用料0円のグロースプランがあるため、最新料金と自店の売上・注文数・決済方法を使って比較する必要があります。

 

makeshopには販売手数料がありますか?

makeshop公式では販売手数料0円と案内されています。ただし、クレジットカードなど各種決済の決済手数料や月額料金、有料オプションなどは別途発生します。

 

BASEでもHTMLやCSSを編集できますか?

できます。BASE公式の「HTML編集 App」を利用するとHTML・CSS・JavaScriptなどを編集できます。ただし、編集テーマのメンテナンスに関する注意事項があります。

 

本格的な法人ECやBtoBにはどちらが向いていますか?

取引先別価格や商品表示、決済制御など本格的なBtoB要件がある場合、makeshopには専用機能・BtoBオプションがあります。ただし有料機能もあるため、要件ごとの見積確認が必要です。

 

まとめ|BASEとmakeshopは料金だけでなく運営規模で選ぼう

BASEとmakeshopは、どちらもネットショップを構築できるサービスですが、料金設計と得意な運用規模が異なります。

BASEは固定費を抑えて始められるスタンダードプランがあり、売上拡大後にはグロースプランも選択できます。初めてのネットショップやテスト販売、小規模ECから始めたい場合に検討しやすいサービスです。

一方、makeshopは月額料金が必要ですが、商品・会員・販促・SEO・外部連携・BtoBなど、本格的なEC運営に必要な機能を幅広く備えています。

最終的には「BASEかmakeshopか」ではなく、自店の売上規模・注文単価・必要機能・運営体制を数字にして比較することが重要です。

まず小さく始めたい場合はBASE、本格的なEC運営機能を重視する場合はmakeshopの最新プランを確認し、実際に必要な機能まで含めて比較してみてください。

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