こちらの記事では、Twitterで自分のツイートが他人から見て表示されない「シャドウバン(Shadowban)」について解説しています。
シャドウバンになる原因や、自分のアカウントがTwitter上で見えない状態なのか「シャドウバンチェックツール」で確認する方法をご紹介します。
また、シャドウバンの具体的な種類や、シャドウバンされないための対策、シャドウバンの解除方法もまとめているので参考にしてください。
Twitterのシャドウバンとは何?
Twitterアカウントに制限がかかる
Twitterのシャドウバンとは、ユーザーが不適切な投稿や利用規約に違反する投稿をした場合に、Twitter運営者が予告なく、アカウントに制限をかけることです。
シャドウバンと言われる理由の1つは、分かりやすい「アカウント凍結 (垢BAN)」と違って、Twitterからの通知やアナウンスなどがなく、自分がペナルティを受けても気付きにくいからです。
▼TikTokにもシャドウバンがある
シャドウバンは、Twitterだけでなく「TikTok」にも存在します。
複数のSNSは、運営の違反探知システムによって、ツイートが投稿内容として相応しいかどうかを判断しています。
シャドウバンを知っているユーザー
過去にシャドウバンを受けたことがあるのか、アンケートを実施したところ4706人から回答が集まりました。
シャドウバンを受けたことが「ある25%」「ない32%」「分からない22%」「シャドウバンが何かわからない21%」という結果になりました。
▼シャドウバンを認識している人が多い
シャドウバンという用語自体は、全体の79%のユーザーが認識していました。
シャドウバンを受けたことがあるユーザーに「ある」「わからない」「シャドウバンが何かわからない」と回答した方を含めると、Twitter利用者の3人に1人がシャドウバンを経験している可能性があります。
Twitterのシャドウバンの特徴
Twitterのシャドウバン一覧
- サーチバン
- サーチサジェスチョンバン
- ゴーストバン
- リプライデブースティングバン
シャドウバンには、上記4種類の「サーチバン」「サーチサジェスチョンバン」「ゴーストバン」「リプライデブースティング」があります。
それでは下記で、それぞれのシャドウバンをされるとアカウントがどうなるのか解説していきます。
サーチバン
「サーチバン (Search ban)」とは、ハッシュタグ(#)を含む全てのツイートがTwitter上の検索に表示されなくなるバンです。
話題のトレンドや、多くのユーザーの目に触れる最新投稿に表示されなくなるため、自分のツイートが他のアカウントから見ると表示されない原因です。
検索経由での視聴回数(インプレッション)を集めているアカウントにとって、非常に困る問題となるバンです。
サーチサジェスチョンバン
「サーチサジェスチョンバン (Search Suggestion ban)」とは、センシティブを解除していないユーザーの検索で表示されなくなるバンです。
Twitterのアカウントを新規作成すると、初期設定ではセンシティブを表示しない設定になっているので、「Search Suggestion ban」を受けていると、新規ユーザーの目に止まりにくいです。
ゴーストバン
「ゴーストバン (Ghost ban)」とは、自分のリプライが送信相手や他のユーザーに表示されなくなるバンです。
自分をフォローしているフォロワーもリプライが見えなくなるのでGhost banと呼ばれています。
リプライデブースティングバン
「リプライデブースティングバン (Reply deboosting ban)」とは、自分が送信したリプライが「さらに返信を表示する(攻撃的な内容を含む可能性のある返信も表示する)」となるバンで、スレッドバンとも呼ばれています。
▼さらに返信を表示する
リプライデブースティングバンになると、上記のような表示になり「さらに返信を表示する」をタップすればリプライを確認できますが、押さない人もいるのでリプライのインプレッション率が低下します。
Twitterのシャドウバン確認方法
シャドウバンチェックツールで確認する
それでは、上記で解説したシャドウバンになっているかどうかを、チェックする方法を紹介します。
簡単にシャドウバンチェックが出来るのは、ツールで確認する方法で、以下3つのシャドウバンチェックツールがおすすめです。
1、Twitter Shadowban Test
「Twitter Shadowban Test (ツイッターシャドウバンテスト)」は、日本で最も有名なシャドウバンチェックツールの1つです。
Twitter Shadowban Testでシャドウバンチェックした結果を、ツイッター上にスクショを上げているユーザーもいるので、上記画面を見たことがある方もいるかと思います。
▼ツールの使い方・シャドウバン結果
Twitter Shadowban Testにアクセスした後、画面上部にある「usename」に、自分のTwitter名を入力して「CHECK」をクリックしましょう。
シャドウバンされていないのであれば、緑のチェックマークと「No search suggestion ban」や「No search ban」と表示されます。
逆にシャドウバンされている場合は、赤のビックリマークと「search suggestion ban」や「search ban」と表示されます。
2、Shadow Bird
「Shadow Bird (シャドウバード)」は、DMでシャドウバンを確認できるbotも公開されている、日本人が運営するシャドウバンチェックツールです。
▼ツールの使い方・シャドウバン結果
使い方は、ShadowBirdにアクセスした後、「Screen Name」の項目にユーザー名を入力して「Check」をクリックしましょう。
3、Shadow Ban Checker
「Shadow Ban Checker (シャドウバンチェッカー)」は、上記同様に日本人が運営しており、国内サーバーで提供されているチェックツールです。
▼ツールの使い方・シャドウバン結果
使い方は、ShadowBanCheckerにアクセスした後「User」にアカウント名を入力して「Check!」をクリックしましょう。
4、別のアカウントでシャドウバン確認
上記のツールを使った後に、シャドウバンされているのか確実に確認したい場合は、別のアカウントで検索して目視で確認してみましょう。
▼特定のユーザーを検索する方法
特定のユーザーを検索するには、「from:ユーザー名 (ID)」で検索してみましょう。
検索結果に表示されていなければ、そのアカウントはシャドウバンされている可能性があります。
▼検索する時のポイント
別のアカウントから検索する時のポイントとしては、シャドウバンチェックしたいアカウントと全く関係ないアカウントから検索することです。
- Search ban:from:ユーザー名で検索
- Search suggestion ban:センシティブを解除していないアカウントで検索
- Ghost ban:別のアカウントでリプライが表示されていない
- Reply deboosting:リプライが「さらに返信を表示する」となっている
Twitterのシャドウバンを解除する方法
シャドウバンになった時の対策
それでは、上記のシャドウバンチェックで制限がかかっている場合や、自分自身でシャドウバンになっていると感じた方は、下記の解除方法を試してみてください。
原因になったツイートを削除する
Twitter側が禁止ワードを公開しているわけではないので、シャドウバンになったきっかけのツイートを見つけ出すのは難しいですが、思い当たるツイートを削除するとシャドウバンが解除されることがあります。
実体験になりますが、ハッシュタグの連投や年齢制限がかかるツイートを行うとシャドウバンされたことがあります。
ですが、シャドウバンとなった当該のツイートを削除すると数時間後に解除されたことがあります。
どのツイートが原因でシャドウバンされたか分からない場合は、「ツイ消しくん」や「TweetDelete」の無料プランなどで簡単にツイート削除が可能です。
日常的なツイートを投稿する
シャドウバンになる原因は通常では不可解な行動があったからです。
その為、日頃から日常的なツイートを投稿するようにすれば、シャドウバンを解除しやすくなります。
アカウント名やユーザー名を変更する
シャドウバンはTwitterのアカウント名や、ユーザー名を変更することで解除されたとの声を聞きます。
実際に解除されるのかは不明ですが、@以降の名前を変更して数日後にシャドウバンが解除されるか試してみてください。
数日間アカウントを放置する
自分のアカウントがシャドウバンになると、様々な解除方法を試したくなりますが、まずは数日から一週間程度アカウントを放置してみましょう。
アカウント放置期間は、ツイート投稿・いいね・リツイート・DMなどを行わずにいると、多くの場合において自動的にシャドウバンが解除されます。
Twitterに異議申し立て(問い合わせする)
上記の解決策を試した後、いつまで経ってもシャドウバンになったままの時は、Twitterに異議申し立て(お問い合わせ)をしてみてください。
まずはTwitterのヘルプセンターに行き、「アカウントへのアクセスに関する問題」に入りましょう。
▼お問い合わせの例文
その後、下記のの例文を参考にして問題に関する説明を伝えて送信しましょう。
Twitterご担当者様
アカウントロックや凍結はされていないのですが、○月○日頃から自分のアカウントのユーザー名で検索しても、ツイートが一切表示されなくなってしまいました。
一週間以上Twitterの利用を控える、Twitterの利用規約に抵触していそうなツイートを削除するなどしてみましたが、その後も一向に解消されません。
Twitterの利用規約に目を通して、今後は細心の注意を払うので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
アカウントを作り直す
最終手段ですが、シャドウバンが解除されない場合は、アカウントの作り直しを検討してみましょう。
長年利用しているアカウントだったり、フォロワーが多いアカウントは難しいかもしれませんが、確実にシャドウバンとは無関係になります。
Twitterのシャドウバンを解除する方法2
シャドウバン解除の真偽は不明
下記は真偽不明ですが、巷で噂になっているシャドウバン解除方法ですが、本当に解除される保証はありません。
1、Twitter Supportをブロックする
Twitterの不具合報告や、新機能追加のお知らせしてくれる、Twitter Supportをブロックすると、シャドウバンが解除されると噂になったことがあります。
ですが、ツイッターサポートをブロックしても、凍結判断するのは別のシステムなので、シャドウバンチェックツールが不調だった時期と重なっただけかと思います。
2、興味関心のチェックを外す
Twitterの設定には、広告やタイムラインの表示に影響を与える「興味関心」という項目があり、アカウント新規作成を行うと最初に出てくる項目です。
こちらの興味関心は、Twitter運営が自動的に追加する項目なので、複数にチェックを入れていてもシャドウバンされるとは考え難いです。
▼Twitterの興味関心チェックを外す手順
一応、シャドウバン対策になるのか試してみたい方は、以下の手順で操作してください。
- 設定とプライバシー
- プライバシーと安全
- 広告の環境設定
- Twitterデータを見る
- 自分のアカウントにログイン
- 興味関心と広告のデータ
- Twitterから取得した興味関心
3、パンケーキの画像を投稿する
こちらもTwitterで話題になった、「パンケーキの画像を投稿するとシャドウバンが解除される」いう噂です。
当たり前ですが、パンケーキの画像とシャドウバンの解除に因果関係は無いので、シャドウバンの期間が終わった後に、ツイートを投稿したなどがトリガーになって解除されたものだと考えられます。
Twitterでシャドウバンされないための対策
1、センシティブな画像や動画を投稿しない
センシティブな投稿は、自分のツイートが表示されない原因になりやすいです。
内容としては「アダルト・暴力的な描写・ヘイト表現」などが含まれる画像や動画、テキストを投稿しているとシャドウバンされる可能性が高いです。
上記のTwitterポリシーを確認して、違反に該当する画像や動画の投稿は控えましょう。
▼センシティブの投稿を非表示にする
他人のセンシティブな投稿が多く目に止まる場合は、以下の設定を試してみてください。
- 設定とサポート
- 設定とプライバシー
- プライバシーと安全
- ツイート
- あなたがツイートをする画像/動画はセンシティブな内容を含むものとして設定するをオン
2、ハッシュタグ(#)を乱用しない
ツイート内容に複数のハッシュタグを付けたり、同じハッシュタグを毎回使ってツイートしているとシャドウバンされやすいです。
3、いいね・RTをしすぎない
いいねやリツイートを行いすぎると、BOT判定とされてシャドウバンされます。
実際に、短時間で数十件から数百件の良いねやリツイートを行うと、一定時間操作ができなくなることがあるので、不審な行動は控えましょう。
4、「@」メンションをやりすぎない
同じ人に「@」メンションを飛ばしすぎると、シャドウバンになる可能性があります。
特に同じ同様のコンテンツ内容や、リンクとともメンションするのはシャドウバン対象となるので注意しましょう。
5、URL付きのツイートを連投しない
URL付きのツイートを連投すると、Twitterからスパム扱いを受けてシャドウバンされる可能性があります。
特にSSL化していない「http」のURLなど、「警告:このリンクは安全ではない可能性があります」と表示されるサイトのURLを投稿するのは危ないです。
シャドウバンに関係するよくある質問
シャドウバンは存在する?しない?
Twitter社は下記のように、シャドウバンの存在を否定しています。
ですが、Twitter社とユーザーのシャドウバンの言葉選びが異なるだけで、実際に検索結果から表示されなくなるなどの事象は存在しています。
Twitterではシャドウバンを行っていますか?
率直に申し上げると、Twitterではシャドウバンを行っておらず、過去に行ったこともありません。
ただしTwitterでは、利用者の皆様がより快適に利用できる環境を構築するため、ツイートのランク付けを行っているため、あなたがフォローしているアカウントのツイートは常に表示されます。
(参考:Twitterについての誤解の真相)
Twitter Blueに登録するとシャドウバン解除される?
Twitterの有料プラン「Twitter Blue」に登録したとしても、現時点でのシャドウバンは解除されません。
鍵垢だとシャドウバンチェックできない?
上記のシャドウバンチェックするためには、対象アカウントを調べる必要があります。
その為、鍵垢のツイートは外部からは見れないのでシャドウバンチェックできません。
シャドウバン中のDMはできる?
シャドウバンというのは、「ツイート検索やリプライに表示されなくなる」措置ですので、シャドウバン中でも、ダイレクトメールの送受信は可能です。
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