こちらの記事では「グッドライフ(GOOD LIFE)」から、実際に広告掲載依頼の連絡がきた時の内容や、広告の種類・CPM単価をまとめています。
広告の中でも「うざい・邪魔」などと言われるオーバーレイ広告・インタースティシャル広告・ワイプ広告・インライン広告を実際に導入して検証してみました。
依頼される広告の種類が、どのように画面表示されるのか分からない方や、広告導入の結果・感想レビューが気になる方は参考にしてください。
※他に運営しているサイトに連絡がきただけで、当サイトへ依頼が来たわけではないので忖度なしで書きます。
グッドライフとは?
怪しい会社?口コミや評判
当サイト管理人が運営している別のサイトへ「グッドライフ」の広告掲載依頼がきました。
まずどんな会社なのか調べると、グッドライフと名乗る会社は複数あるようで、サジェストを見ると「怪しい・反社・評判」などがあり、不安になった方もいるかと思います。
▼多くのアドネットワークがある
グッドライフの公式サイトを見てみると、複数の広告会社と連携をしておりました。
おそらくブログを開設して「nend」や「Zucks」など、お世話になったことのある方がいるのではないでしょうか?
今回依頼されたのは、アドプラットフォームの「GOODLIFE SSP」で、メディアの特色に合わせた広告配信で問題が無さそうなので、実際に依頼を受けてみました。
グッドライフ広告依頼の連絡
固定単価で複数の広告掲載依頼
まず始めに、グッドライフの担当者様から、スマホ向け広告を「CPM固定単価で広告掲載しませんか?」と依頼の連絡がきました。
▼CPM(インプレッション単価)とは?
CPMとは使われる分野によって意味が異なりますが、一般的に使われるCPM(Cost Per Mille)は、広告が1000回表示されるごとに発生する費用です。
Web広告が表示された回数を「インプレッション」と呼ぶことから、CPMは「インプレッション単価」と呼ばれることもあります。
また、広告が1000回表示されるごとに費用が発生する広告単価を「CPM単価」といいます。
つまり、GoogleアドセンスよりCPMが高ければ、グッドライフの広告掲載依頼を受けたほうが良いわけです。
ですが、広告の種類によっては「うざい・邪魔になる」などの声を多く聞くので、実際に依頼を受けてどのように画面表示されるのか確認してみました。
依頼された広告の種類
グッドライフの広告一覧
- オーバーレイ広告
- ワイプ広告
- インライン広告
- インタースティシャル広告
グッドライフから依頼された広告の種類は、上記の4種類になります。
それぞれの広告が画面にどのように表示されて、サイト運営においてのメリットやデメリットを下記で解説します。
広告掲載には審査がある
まず始めに、グッドライフの広告掲載は誰でも出来るわけではありません。
グッドライフから依頼の連絡が来た後に、サイトのPV数などを提示したり簡単なやりとりなどをして、審査に合格した後に広告を導入できるようになります。
▼広告の取り外しは自由
広告掲載については、自分の意思やタイミングでつけ外しが出来るシステムなので、Googleアドセンスと比較してみて収益が下がるようなら、すぐ取り外せる点が魅力的でした。
1、オーバーレイ広告
オーバーレイ広告とは?
オーバーレイ広告とは、スマホでサイトを見る時に画面下や画面上を1cmほど、覆うようにして表示される広告で、アンカー広告とも呼ばれます。
オーバーレイ広告にも、記事上や記事下に表示する種類があり、スマホ画面に固定されてページをスクロールしても一緒に広告が付いてくる「地味にうざい」ものです。
▼オーバーレイ広告のメリット
- 常に画面表示されるので興味のあるユーザーからクリックされやすい
▼オーバーレイ広告のデメリット
- スクロールしても画面に付いてくるのでウザい
- 誤クリックを誘発してUXやUIがやや下がる
- Googleアドセンスと違って✕ボタンが無い
グッドライフからの依頼内容
グッドライフからの「オーバーレイ広告」掲載内容は、Googleアドセンス広告を画面上部、グッドライフ広告を画面下部に表示させることでした。
それもそのはず、スマホ画面上より画面下の方がクリック率が高く、自社が出している広告を押させたいからです。
これはどっちが正解なのかはありませんが、GoogleアドセンスよりグッドライフのCPCより単価が高ければ広告掲載を継続するのが良いでしょう。
逆にグッドライフのオーバーレイ広告単価(CPC・CPM)が低ければ、上下逆にするのも一つの手です。
2、ワイプ広告
ワイプ広告とは?
ワイプ広告とは各ページに入った後、スマホ画面中央部分に「小さい×」で消さないと、スクロールしても付いてくる「めちゃくちゃウザい」小さな広告です。
何よりも、バツの大きさが1mmや2mmぐらいなので、明らかに誤クリックを狙っています。
▼ワイプ広告のメリット
- サイト運営者側からすると広告を押させやすい
▼ワイプ広告のデメリット
- スクロールしても着いてくるのでウザい
- 誤クリックを誘発してUXやUIが多少下がる
- 広告業者によっては×ボタンが小さい
グッドライフからの依頼内容
特に無し
3、インライン広告
インライン広告とは?
インライン広告とは、Googleアドセンスの記事内広告と同じで、スマホ画面をスクロールすると記事と共に流れて行きます。
広告内容に関しては、Googleアドセンスで取り扱っていない広告などがあるので、掲載した方が良いと思います。
特に、広告フリックに応じて広告内画像が動いたりするので、その楽しさや興味のあるユーザーの滞在時間を伸ばすことが出来ます。
▼メリット
- 同じアドセンス広告ばかりになるのを避けられる
- アドセンス広告で配信していない広告を載せられる
- ユーザーの滞在時間を伸ばせる可能性がある
▼デメリット
- 見るユーザー次第では広告が多く感じられる
グッドライフからの依頼内容
指定の箇所に掲載(ほぼTOPページの最上部)
4、インタースティシャル広告
インタースティシャル広告とは?
インタースティシャル広告とは、Googleアドセンスで配信していない広告で、最初聞いた時は「おっ!依頼らしい広告だ」と思う方が多いかと思います。
ですが、非常に厄介な広告なので注意が必要です。
▼インタースティシャル広告の注意点
インタースティシャル広告は配信会社にもよりますが、スマホ画面中央に「正方形が縦2列」となった広告で、広告間に1mm程の×印があります。
広告を消す為には、中央にある×を押さないと「消せずに記事を読めない」や「スクロールしても付いてくる」ので、めちゃくちゃウザい広告です。
物にもよりもますが、インタースティシャル広告は「ユーザーインターフェイス( UI )」や「ユーザーエクスペリエンス( UX )」において、直帰率や離脱率が確実に上がります。
▼インタースティシャル広告のメリット
- 誤クリックを狙っているのでCPMが高い
▼デメリット
- UIやUXがとても下がる
├サイトへの再訪問率が低下する
└ユーザーの離脱率・直帰率の上昇に繋がる - 巨大な広告なので広告の多いサイトだと思われる
グッドライフの依頼内容
インタースティシャル広告は、固定単価で配信可能と最初に来た連絡でした。
実際に掲載してみた所、CPM単価は高いですが全部のページに出すとGoogleからの評価が100%下がります。
▼広告表示の確率を問い合わせ
そこで、全ページに出さずに確率などで出すように、担当者の方へ聞いてみた所「会社側で広告の表示頻度を50%の確率に減らすと固定単価ではなくなる。」との事でした。
おそらく、会社側からすると「サイト側のUIやUXは知ったことではないから、全ページに広告を載せで会社の利益になれ」ということでしょう。
クリック単価(CPC)を算出すると・・・
グッドライフの広告クリック単価が酷すぎる
一定期間広告掲載を行い、大まかなデータも取れたのでグッドライフのクリック単価(CPC)を計算すると凄いものでした。
計算間違えがないように下記で解説していきます。
▼CMP報酬の出し方
CPMの報酬の計算
CPM報酬=CPM単価×(inp÷1000)
まず始めにCPMの報酬金額を計算する方法は、「CPM単価×(インプレッション数÷1000)」だけです。
▼クリック単価(CPC)の出し方
分かりやすいように、上記の計算でCPM報酬を出した後に「報酬額-CPM単価」をすると、クリック単価を算出することができます。
さらに、「クリック単価÷クリック数」を行うと1クリック辺りの価格を表示出来るのですが、何か異変を感じました。
クリックされると収益が下がっている
スプレッドシートで計算した所、総合報酬額がクリック収益を加えることによって減っていました。
+になっている日もありますが、約500クリックで0.03円という冗談でもない価格です。
Googleアドセンスなら、約500円~10,000円ほどになっているでしょう。
広告を修正
収益を効率良く上げる
上記で解説したUIやUXの低下だけでなく、クリックされると収益が下がる点から広告の配置や表示方法を修正しました。
オーバーレイ広告の修正
クリックされると収益が下がるのでスマホ画面上に表示させる。
ワイプ広告の修正
- 全てのページに表示させると邪魔なので、表示確率を50%に低下
- クリック単価が悪いので、簡単に消せるように×を大きくして表示場所を変更
インライン広告の修正
クリック単価は勿論、CPMも特別高くはないので記事下に設置。
インタースティシャル広告の修正
依頼内容で、「会社側で広告の表示確率を減らすと固定単価ではなくなる」と言われたので、サイト側で確率を変更。
▼1、確率変更のパターン
- %によるランダム表示方法
- ユーザーが移動した1・3・5など奇数ページに表示
- ユーザーが移動した2・4・6など偶数ページに表示
上記中でも1番良いと思うのが、偶数ページ表示です。
広告は見せたいけど、サイトに入ってすぐ広告表示されるとブラウザバックに繋がる点から、ランダム表示や奇数ページ表示はNGにしました。
ですが、これはサイトの回遊率次第なので、平均2ページ以上見られていないサイトの場合だと、最初のページに表示させて稼いだ方が良いです。
2、広告間を開けて×ボタンを大きくする
インタースティシャル広告もワイプ広告同様に、×ボタンの周囲が狭すぎたので間隔を広げて×ボタンを大きく変更しました。
その他に、×ボタンが分かりやすいように周囲にカラーを付けました。
グッドライフの広告掲載まとめ
グッドライフ広告の掲載内容
広告の結果としては、UIやUXが下がる点、そしてクリックされると収益が下がる点から、それぞれの広告を下記のように掲載しました。
- オーバーレイ広告:画面上に表示
- ワイプ広告:50%の確率で表示
- インライン広告:全ページの下部に表示
- インタースティシャル広告:偶数ページに表示
グッドライフ広告の収益結果
グッドライフの広告掲載を行った結果が以下になります。
- 1日に平均「800〜1200円」ほどの広告収入
- Googleアドセンスの収益に影響はなし
- サイトへのアクセス数は変化なし
- クリック率は、おおよそ2.24%ほど
- CPMの平均は90円ぐらい (アドセンスより高い)
月ごとの広告収入による、正確な金額は言えませんが上記のような結果となりました。
これからブログをはじめようと思っている方は、下記の記事もおすすめです。
下記では、当サイト限定「広告の確率表示・偶数ページや奇数ページに表示」の編集ツールをダウンロード可能です。
グッドライフ以外からの広告掲載依頼でも、ユーザー評価の下がる広告があるので、是非活用して下さい。
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