こちらの記事ではGoogleAdSense(グーグルアドセンス)における、広告のクリック率が高い広告サイズや、収益率が悪い広告サイズについて解説しています。
Googleアドセンスには、様々な広告サイズを設定することができ、「縦長バナー5種類」「横長バナー7種類」と全部で17種類あります。
更に広告サイズを分けると100種類ほどあるので、これだけ多いとどれを使えば良いのか迷うと思います。
初期設定では、広告サイズを自動的に変更してくれる「レスポンシブ広告」が無難ですが、その中にはクリック率の低い広告サイズがあるため、高い収益性を出したいなら改善が必要です。
下記では、Googleアドセンス広告の「クリック率の高い広告サイズ」や「クリック率の低い広告サイズ」を紹介しているので参考にしてください。
Googleアドセンスのクリック率
広告がどのぐらい押されているか確認する
まず始めに、自分のサイトでGoogleアドセンス広告がどのぐらいの割合でクリックされているのか、事前に確認しておきましょう。
基本的に一般のサイトであれば、1%ほどのクリック率になるので、1%を下回っていた場合は優先して改善する必要があります。
Googleアドセンスのクリック率が高い広告サイズ
Googleアドセンスのクリック率が高い広告サイズと、クリック率が低い広告サイズをまとめていきます。
クリック率・収益率が高い広告サイズ
▼スマホ横長バナー
- 320×100(モバイルバナー)
▼横長バナー
- 728×90(ビッグバナー)
▼縦長バナー
- 300×600(ハーフページ)
▼四角・ボタン
- 300×250(レクタングル 中)
- 336×280(レクタングル 大)
クリック率・収益率が低い広告サイズ
▼スマホ横長バナー
- 468×60(バナー広告)
- 320×50(モバイルバナー)
▼横長バナー
- 970×250(billboard)
- 970×90(ラージビッグバナー)
▼縦長バナー
- 300×1050(縦)
- 160×600(ワイドスカイスクレイパー)
- 120×600(スカイスクレイパー)
- 120×240(縦長バナー)
▼四角・ボタン
- 250×250(スクエア)
- 200×200(スクエア 小)
- 180×150(レクタングル 小)
- 125×125(ボタン)
アドセンス広告種類別のクリック率
スマホバナーでクリック率の高い広告
スマホ向けのおすすめ広告サイズは「320×100」です。
逆にクリック率や収益率が悪くなりやすい広告サイズは「468×60」と「320×50」なので試しに見てみましょう。
▼320×100(実寸大)
スマホバナー広告でおすすめの「320×100」サイズです。
スマホ画面で見ると、クリックしやすい縦幅や横幅になっており、広告として見やすい大きさになっています。
スマホバナーでクリック率の低い広告
▼468×60(実寸大)
スマホバナー広告でクリック率が悪くなりやすい「468×60」サイズです。
レスポンスシブでは横幅が縮まり、縦幅が更に小さくなるので、広告としてクリックされにくい大きさです。
▼320×50(実寸大)
こちらもスマホバナー広告でクリック率が悪くなりやすい「320×50」サイズです。
横幅はスマホ向けですが、縦幅が小さいのでクリックされにくいです。
横長バナーでクリック率の高い広告
- 728×90(ビッグバナー)
横長バナーの中でクリック率が良いのは「728×90」で、横長バナーはその名の通り横に細長いバナーです。
ですが、横長バナーの広告サイズは基本的にブログで使いづらい大きさです。
横長バナーでクリック率の低い広告
- 970×250(billboard)
- 970×90(ラージビッグバナー)
横長バナーの中でもクリック率の低いサイズは、「970×250」「970×90」になります。
ブログにおいて、メインカラムを970以上のサイズにしているサイト自体が少なく、記事に貼るとはみ出すサイズなので、クリック率や収益面が低い広告サイズとなります。
縦長バナーでクリック率の高い広告
- 300×600(ハーフページ)
縦長バナーでクリック率が比較的良いのは「300×600」です。
ですが、縦長バナーを記事本文に入れることはあまりなく、一般的にはPC画面のサイドバーメニューに配置することが多いです。
そのため、スマホだとサイドメニューが記事下に表示されるので、この縦長バナーは「横長バナー・長方形サイズ」と比べるとクリック率や収益率が低いです。
つまり、縦長バナーはPCユーザーが多いサイトでないと目に触れる機会が少ないです。
縦長バナーでクリック率の低い広告
- 300×1050(縦)
- 160×600(ワイド スカイスクレイパー)
- 120×600(スカイスクレイパー)
- 120×240(縦長バナー)
縦長バナーはあまりスマホユーザーの目に止まりにくいので、上記のクリック率が低い広告はおすすめできません。
また、横と縦のサイズが違いすぎると、デザインが崩れたりバランスが悪くなるデメリットがあります。
四角・ボタンバナーでクリック率の高い広告
- 300×250(レクタングル 中)
- 336×280(レクタングル 大)
四角・ボタンバナーでクリック率の高いサイズは「300×250」「336×280」の広告です。
レンタングル広告は、下記のスクエアやボタンバナーよりクリック率が高いので、ブログに配置する上でおすすめの広告サイズです。
四角・ボタンバナーでクリック率の低い広告
- 250×250(スクエア)
- 200×200(スクエア 小)
- 180×150(レクタングル 小)
- 125×125(ボタン)
上記のレンタングル小やボタン広告は、小さすぎるため広告としておすすめできません。
基本的に広告は大きいほど、クリック単価が高いので優先して小さい広告を載せる必要はありません。
広告サイズは大きいのを選ぶ
大きい広告はクリック率や収益率が良い
それでは、クリック率が高いアドセンス広告のサイズを紹介してきました。
一概には言えませんが、広告のサイズは大きい方がクリック率やクリック単価が高いので、収益率においておすすめです。
小さい広告を避ける理由
▼1、クリック単価が安い
Googleアドセンスは、広告を出す企業に向けて「Google公式」が下記の内容を公開しています。
125×125のボタンを例とすると、
「ボタン」と呼ばれます。小さなスペースに適した形式です。
サイズが小さく掲載可能なディスプレイ広告の数が限られるため、他のサイズと比べると、あまり高い成果は見込めません。
引用:グーグルアドセンスヘルプより
つまり、企業が小さいサイズの広告を出してもメリットが少ないので、広告を出す企業が少ないことになります。
そして広告が少ない分、ユーザーに興味のある広告が表示される可能性が低くなります。
つまり、「広告料を安く出稿できる→ブロガーに支払われるクリック単価が安くなる」ということになります。
クリック単価を高くしたいのであれば、広告サイズが小さいものは収益率が悪いので使わないほうが無難かもしれません。
▼2、小さい広告はクリックされにくい
2つ目は、単純に広告サイズが小さいとクリックされにくいからです。
実際に広告サイズを大きくしたことで、クリック率が上がったと言われているブロガーが多くいます。
その中には、0.3%~0.5%程クリック率が増えた方もいるので大きな変化です。
例として出すと、月間50万PVでクリック単価が20円の場合、
- クリック率1%なら(50万×20×0.01)で10万円
- クリック率1.5%なら15万円になります。
このように、クリック率が変わるだけで大きく収益が違ってきます。
クリック率・収益率を上げる広告サイズまとめ
アドセンス広告サイズを精査する
現在ブログに小さい広告を貼ってあるのであれば、時間がある時にでも大きな広告サイズに貼り替えるのをおすすめします。
ですが、基本的にはアクセス数を稼ぐことが重要なので、サイト全体を充実させていきましょう。
▼クリック率・収益性の広告サイズ一覧
クリック率・収益性が高い | 320×100 |
728×90 | |
300×600 | |
300×250 | |
336×280 | |
クリック率・収益性が低い | 468×60 |
320×50 | |
970×250 | |
970×90 | |
300×1050 | |
160×600 | |
120×600 | |
120×240 | |
250×250 | |
200×200 | |
180×150 | |
125×125 |
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