【STORES】スピードキャッシュとは?手数料・入金日・利用できない原因と申請方法

STORES ネットショップの売上金は、通常は月末締め・翌月末払いで登録した銀行口座へ振り込まれます。

一方、入金を早めたい場合には、売上金を最短翌日に受け取れる「スピードキャッシュ」を利用できる場合があります。

この記事では、STORESのスピードキャッシュについて、手数料・入金タイミング・利用条件・申請方法・利用できない原因を、2026年9月時点の公式情報をもとに解説します。

 

STORES(ストアーズ)とは?

ネットショップを開設・運営できるサービス

「STORES(ストアーズ)」では、ネットショップの作成・運営や商品の販売などを行えます。

ネットショップには月額料金0円のフリープランなどが用意されており、ショップの規模や必要な機能に合わせて利用できます。

STORESの料金体系やネットショップの基本的な機能について詳しく知りたい方は、STORESの始め方や使い方をまとめた記事も参考にしてください。



 

STORESの売上はいつ入金される?

STORES ネットショップの通常の売上は、月末締め・翌月末払いです。

決済手数料や振込手数料などを差し引いた入金額が10,000円以上の場合、翌月末に登録口座へ振り込まれます。

振込日が土日祝日の場合は、その前営業日に振り込まれます。

なお、STORES ネットショップには通常の「手動入金」機能はありません。売上金を通常より早く受け取りたい場合に利用できるのが「スピードキャッシュ」です。

 

通常入金の仕組み



通常入金では、オーダーが発生した月の月末で売上を締め、原則として翌月末に売上金が振り込まれます。

たとえば8月に発生した対象売上は、条件を満たしていれば9月末が振込時期となります。

振込日当日の15時までに指定口座へ着金すると公式FAQで案内されています。

 

▼入金額が1万円未満の場合

入金額が10,000円未満の場合は、設定によって振込方法が変わります。

  • 「入金額が10,000円以上で振込」:10,000円以上になるまで次月以降へ繰り越し
  • 「入金額が10,000円未満でも振込」:翌月末に振込。ただし振込手数料275円に加えて事務手数料275円が発生

振込設定は、STORES Web管理画面の[ネットショップ]→[売上]→[入金]→[振込設定]から確認できます。

 

通常の手動入金とスピードキャッシュは別物



以前の記事では「手動入金」として説明していましたが、現在のSTORES ネットショップ公式FAQでは通常の手動入金機能はないと明記されています。

STORESにはネットショップ以外にキャッシュレス決済サービスなどもあり、それぞれ入金方式が異なります。

この記事で解説しているのは、STORES ネットショップの売上入金とスピードキャッシュです。

 

STORESの振込手数料はいくら?

STORES ネットショップの通常入金では、振込手数料275円が差し引かれます。

また、商品が売れた際には決済手数料も発生します。現在の決済手数料は決済方法や利用プランによって異なるため、一律の料率ではありません。

特にフリープランでは決済方法によって料率が異なるため、最新料金はSTORES公式の料金ページで確認してください。

 

スピードキャッシュは追加手数料がかかる

スピードキャッシュを利用する場合、通常の決済手数料と振込手数料275円に加えて、原則としてスピードキャッシュ手数料が発生します。

ただし、スピードキャッシュを初めて利用する場合は、スピードキャッシュ手数料が無料です。

 

STORESのスピードキャッシュとは?

売上金を最短翌日に受け取れる機能

スピードキャッシュとは、STORES ネットショップの売上金を最短翌日に受け取れる機能です。

通常は売上金の入金まで最大2ヶ月かかる場合がありますが、スピードキャッシュを利用すると入金時期を大幅に早められます。

ただし、翌日が休祝日の場合は翌営業日の振込となります。また、金融機関などの状況によって必ず翌日に着金するとは限りません。

 

スピードキャッシュの手数料

  • フリープラン:3.5%
  • ベーシックプランまたはスタンダードプラン:1.5%

2回目以降のスピードキャッシュでは、通常の決済手数料と振込手数料275円に加えて、上記のスピードキャッシュ手数料が発生します。

つまり、スピードキャッシュの利用コストを確認するときは、スピードキャッシュ手数料だけでなく、決済手数料と振込手数料も含めて考える必要があります。

 

▼初回のスピードキャッシュ手数料は無料



スピードキャッシュを初めて利用する場合は、スピードキャッシュ手数料が無料です。

ただし、無料になるのはスピードキャッシュ手数料であり、通常の決済手数料と振込手数料275円は発生します。

 

スピードキャッシュの利用条件

スピードキャッシュができない主な原因

スピードキャッシュには最低利用条件と審査があり、すべてのストアが利用できるわけではありません。

2026年9月時点で公式に公開されている最低利用条件は次のとおりです。

  • 通信販売に必要な情報(特定商取引法に関する情報など)が記載されている
  • 最低2ヶ月前後の利用実績がある
  • 各種手数料を差し引いた振込対象売上が10,000円以上ある

これら以外にも非公開の審査条件があります。

利用可能な場合は、STORES Web管理画面の[入金]画面にスピードキャッシュの案内が表示されます。案内や申請ボタンが表示されていない場合は利用できません。

 

1、最低2ヶ月前後の利用実績が必要

スピードキャッシュの最低利用条件として、最低2ヶ月前後の利用実績が必要です。

ストアを開設した直後は、売上金額などの条件を満たしていてもスピードキャッシュを利用できない可能性があります。

 

 

2、手数料を引いた振込対象売上が1万円以上必要

最低利用条件では、単純な売上高ではなく、各種手数料を差し引いた振込対象売上が10,000円以上である必要があります。

そのため、商品売上がちょうど10,000円の場合は、決済手数料などを差し引くと振込対象売上が10,000円を下回り、条件を満たさない可能性があります。

 

3、特商法など必要な情報を記載する

STORES公式の注意事項では、通信販売において最低限必要な情報が記載されているストアであることも利用条件とされています。

スピードキャッシュが表示されない場合は、ストアの運営期間と売上だけでなく、ショップに必要な情報が適切に掲載されているかも確認してください。

 

4、非公開の審査と申込数の上限がある

最低利用条件を満たしていても、必ずスピードキャッシュを利用できるわけではありません。

STORESでは審査基準の一部を非公開としており、申請後にも最終審査があります。

また、スピードキャッシュには申込数の上限があり、上限に達した場合は予告なく受付が終了することがあります。その場合も入金画面にスピードキャッシュの案内が表示されないことがあります。

 

スピードキャッシュのメリット

売上金を早く事業資金へ回せる

スピードキャッシュの大きなメリットは、通常なら翌月末まで待つ必要がある売上金を、条件を満たせば最短翌日に受け取れる点です。

仕入れや広告費など、ネットショップ運営では売上が入金される前に支払いが必要になる場合があります。

スピードキャッシュを利用すれば入金サイクル(売上発生から実際に入金されるまでの周期)を短縮できるため、資金繰りを調整したい場合に役立ちます。

 

スピードキャッシュのデメリット・注意点

2回目以降は追加手数料が発生する

2回目以降は、通常の決済手数料と振込手数料275円に加えて、フリープラン3.5%、ベーシックプランまたはスタンダードプラン1.5%のスピードキャッシュ手数料が発生します。

早く売上金を受け取れる一方、その分だけ実際の入金額は減ります。急いで入金する必要がなければ、通常の翌月末入金と比較して利用を判断するとよいでしょう。

 

申請時点の未振込オーダーがすべて対象になる

スピードキャッシュでは、申請時点における未振込オーダー分がすべて入金対象となります。

「この注文だけ」「この期間の売上だけ」のように、対象となる期間やオーダーを選んで申請することはできません。

 

スピードキャッシュ後の返金に注意

スピードキャッシュ後に購入者への返金が必要になったオーダーは、キャンセル可能期間中であってもSTORES上でキャンセルできません。

該当する場合は銀行振込などによる返金対応を検討する必要があるため、申請前に未振込オーダーの状況も確認しておきましょう。

 

スピードキャッシュの申請方法

現在の申請手順

  1. STORESのダッシュボードを開く
  2. [売上]→[入金]タブを開く
  3. スピードキャッシュの案内にある[詳しく見る]を選択する
  4. 画面の案内に従って申請する

管理画面の表示形式によっては、[売上]→[ネットショップ]の[詳細]→[入金]からアクセスします。

 

1、ダッシュボードから入金画面を開く

STORES Web管理画面へログインし、売上の入金画面を開きます。

ホーム画面中央にサービス名が表示されている場合は、[売上]→[入金]タブへ進みます。

 

2、スピードキャッシュの案内を確認する

入金画面にスピードキャッシュの案内が表示されている場合は、案内右側の[詳しく見る]を選択します。

スピードキャッシュの案内が表示されていない場合、その時点では利用できません。

 

3、利用料金と対象売上を確認する

申請前に、スピードキャッシュ手数料・振込手数料・対象となる未振込オーダーなどを確認してください。

申請時点の未振込オーダーがすべて対象になるため、対象期間や個別オーダーを指定することはできません。

 

4、必要な認証を行う

申請時にSMS認証(電話番号を利用した本人確認)が必要となる場合があります。

スピードキャッシュの電話番号認証では、1つの電話番号につき1アカウントまでです。

複数のストアを運営していて「すでに認証済み」と表示される場合は、別の電話番号を利用する必要があります。公式FAQでは固定電話も登録できますが、050から始まる電話番号は利用できないと案内されています。

 

5、申請後の振込を確認する

スピードキャッシュは最短翌日の振込です。翌日が休祝日の場合は翌営業日となります。

ただし、申請後にも審査があり、審査結果によって振込が停止される場合があります。

また、申請中は振込データが反映されるまで次回のスピードキャッシュを申請できません。振込データは入金日の夕方ごろに反映されるため、すでに口座へ入金されているのに再申請できない場合は、時間をおいて確認してください。

 

STORESスピードキャッシュのよくある質問

スピードキャッシュは本当に翌日入金されますか?

公式では最短翌日と案内されています。

翌日が休祝日の場合は翌営業日となり、金融機関によって振込日が異なる場合もあるため、必ず翌日に着金するとは限りません。

 

スピードキャッシュが表示されないのはなぜですか?

最低利用条件を満たしていない、非公開の審査条件により対象外となっている、申込数が上限に達しているなどの可能性があります。

利用可能かどうかは、入金画面にスピードキャッシュの案内が表示されているかで確認します。

 

1万円ちょうど売れれば利用できますか?

必ずしも利用できません。

条件は「売上高1万円以上」ではなく、各種手数料を差し引いた振込対象売上が1万円以上です。売上が1万円ちょうどの場合、手数料を差し引くと条件を下回る可能性があります。

 

スピードキャッシュは何度でも使えますか?

申請ボタンが表示されていれば、当月2回目以降でも利用できます。

ただし、申請中は振込データが反映されるまで次回申請できません。また、利用の都度審査が行われるため、常に利用できることが保証されているわけではありません。

 

初回は完全無料ですか?

いいえ。初回に無料となるのはスピードキャッシュ手数料です。

通常の決済手数料と振込手数料275円は発生します。

 

STORESスピードキャッシュまとめ

STORES ネットショップの通常入金は、原則として月末締め・翌月末払いです。

売上金を早く受け取りたい場合は、条件を満たしていれば最短翌日に入金されるスピードキャッシュを利用できます。

  • 通常入金は月末締め・翌月末払い
  • スピードキャッシュは最短翌日入金
  • 初回のスピードキャッシュ手数料は無料
  • 2回目以降はフリー3.5%、ベーシックまたはスタンダード1.5%
  • 別途、決済手数料と振込手数料275円が必要
  • 最低2ヶ月前後の利用実績が必要
  • 各種手数料を引いた振込対象売上が1万円以上必要
  • 最低条件以外にも非公開の審査がある

スピードキャッシュは入金サイクルを短縮できる便利な機能ですが、追加手数料が発生します。通常入金で問題がない場合は、手数料と入金を急ぐ必要性を比較して利用を判断するとよいでしょう。

STORESそのものの料金や機能を確認したい方は、STORESの始め方・使い方・プランをまとめた記事も参考にしてください。

 

 

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